この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた
ゼロからどうすれば文明を再建できるのか? 穀物の栽培や紡績、製鉄、発電、電気通信など、生活を取り巻く科学技術について知り、「科学とは何か?」を考える、世界十五カ国で刊行のベストセラー!
《著者》
ルイス・ダートネル(著)
イギリス・レスター大学のイギリス宇宙局の研究者で、宇宙生物学が専門。火星における生命の痕跡を探すプロジェクトに関わっている。サイエンス・ライティングで数々の賞を受賞し、BBCテレビにも出演している。
東郷 えりか(翻訳)
上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にアンソニー『馬・車輪・言語』、コーニング『幕末オランダ商人見聞録』、フェイガン『海を渡った人類の遥かな歴史』『人類と家畜の世界史』など。
河出文庫 文庫 ● 432ページ
ISBN:978-4-309-46480-0 ● Cコード:0140
発売日:2018.09.06
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ひとひらbooks フェア
【新たなまなざしが芽生える一冊】
ここがおすすめ
いま私たちの生活を支えている科学とはどのように始まったのか...?
世界滅亡の思考実験から始める、人間と科学の歩みを見つめ直す一冊!
私が特に好奇心をくすぐられたエピソードは3つ。
料理とは突き詰めれば外付けの胃であり臼歯という話、木材の煮てよし焼いてよし灰もよしな大活躍ぶり、科学と技術の関係性...これらのエピソードからは新しい気づきや視点を得られました。
それと実は、この本は人気少年漫画『Dr.STONE』の参考文献でもあるのです。ファンの方はぜひ!