人類の歴史をつくった17の大発見
火、衣服、外科手術、ビール、石けん、ジョーク……。さまざまな「はじめて」はいつどこでどんな人物が達成したのか? 最新研究を駆使して、先史時代の「天才」の偉業をいきいきと描く!
「二〇〜三〇年ほど前から、最新の科学の力で驚くほど明るい光が先史時代に当たるようになっている。DNAを復元して解析する技術が進歩したおかげで、誰も知らなかった思いがけない事実を古い骨が語りはじめた。それは、人類が極限の地で生きのびた物語であり、伝染病が誕生した話である。果ては、衣服がどのようにして考えだされたかということまで明らかになっている。古言語学の研究は太古の言語を再現することによって、人口が移動する様子や、人々の生活様式や、いくつかの発明がなされた場所すらも突きとめてきた。かの車輪がどこで発明されたかも、おおよそとはいえ特定されている。」(本文より)
<商品情報>
判型:四六判
ページ数:260
発売日:2021.11.25
<著者>
コーディー・キャシディー
サンフランシスコ在住の著述家。科学や歴史のユーモアあふれる解説に定評がある。『WIRED』誌や『スレート』誌に寄稿。著書に『とんでもない死に方の科学』(共著)、『人類の歴史をつくった17の大発見』。
梶山 あゆみ
翻訳家。東京都立大学人文学部英文科卒業。訳書に『さぁ、化学に目覚めよう』『LIFESPAN』『とんでもない死に方の科学』『サイモン、船に乗る』『ハキリアリ』『自分の体で実験したい』など多数。