生きのびるための「失敗」入門
失敗ばかりでも弱いままでも生きてます――作家、ロボット研究者、探検家、臨床心理士、オタク女子、元ひきこもり、元野宿のおじさんたちなどに聞く、「失敗」や「弱さ」と生きていくためのヒント。
<目次>
はじめに
第1章 失敗や挫折は一生の仕事のエネルギー
――作家 あさのあつこさんに聞く
第2章 人生の経験値は、失敗することで上がっていく
――元ひきこもり、元醜形恐怖、元アルコール依存症 月乃光司さんに聞く
第3章 弱さをさらけ出すことで幸せになれる
――〈弱いロボット〉の研究者 岡田美智男さんに聞く
第4章 極寒の北極で失敗しても死なない男
――探検家 角幡唯介さんに聞く
第5章 「迷惑をかける練習」をしよう
――臨床心理士 東畑開人さんに聞く
第6章 他人の決めた「意味がある」に振り回されない
――オタク女性ユニット 劇団雌猫さんに聞く
第7章 一番幸せなことは、死なない程度に「安心して」失敗できること
――NPO法人「抱樸」代表・奥田知志さんと元野宿のおじさんたちによる座談会
おわりに
<商品情報>
判型:四六判
ページ数:208
<著者>
雨宮 処凛
1975年生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以降、プレカリアート問題を中心に執筆。『右翼と左翼はどうちがう?』『14歳からの戦争のリアル』等、著書多数。